肥満は体脂肪が必要以上に増えた状態

 
体脂肪とは、体内に蓄積された脂肪をいいます。この体脂肪は、人体活動に必要不可欠なものであり、消費エネルギーの貯蔵、体温の維持、身体への衝撃の吸収、ホルモンバランスの調節などに使われています。

体脂肪は、体内で脂肪の蓄積される部位で区別する事ができます。若い年代は臀部や太もも部に皮下脂肪として蓄積されやすく、中年・高年になるにつれ、腹部や内臓周辺に蓄積されやすくなってきます。

体内の脂肪は、脂肪分を摂るとその分増えるわけではなく、実は 炭水化物・脂質・たんぱく質の栄養素が脂肪を作っているのです。

三栄養素を含む食品を必要以上に摂取すると、体内で消費されるカロリーをオーバーしてしまい、余剰分が体内に蓄積されて体脂肪になります。

肥満は、体脂肪が生存に必要以上に増えた状態をいいますが、人の体型から体脂肪率の測定には困難が伴い、そのためBMIなど簡易的な診断法が広く一般に使われていました。

最近になり、体脂肪計(体組成計)が一般にも普及し始め、正確な体脂肪率によって肥満の判定を行う場合も多くなりました。

体脂肪率は、高いと肥満と判定されますが、逆に低いほど良いという訳ではなく、低すぎると体温や筋力の低下を招くことがあり、また女性の場合はホルモンバランスの異常がおこり、生理不順や早発性閉経を招く恐れもあります。

体脂肪率は、男性・女性別に次のように判定されています。(東京慈恵会医科大学の判定基準を引用)

男性の場合
30歳未満の場合、適正値は、14〜20%とされ、肥満は、25%以上とされる。30歳以上の場合、適正値は、17〜23%とされ、肥満は、25%以上とされる。

女性の場合
30歳未満の場合、適正値は、17〜24%とされ、肥満は、30%以上とされる。30歳以上の場合、適正値は、20〜27%とされ、肥満は、30%以上とされる。

 

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